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🌱今週のST勉強室✏️vol.2 テクニックを最大限に活かす為に必要なのは…💏信頼関係🤝❓

2021-08-28

こんにちは。ことのは1号館、言語聴覚士の原田です🙇‍♂️

前回の内容はこれから言葉を取り込もうとしている時期の、言わば土台作りのお話でした。本日はある程度、言葉を取り込む力が付いた就学後の児童について考えていけたらと思います。ただ、個人的な感想も含まれていると思いますのでご配慮下さい😂

私が所属する様な療育事業所には未就学児が通える【児童発達支援】と就学児が通える【放課後等デイサービス】という区分わけがあります。ことのは1号館はどちらにも該当するのですが、上記で述べた様に就学児にもなると言葉の土台ができている児童も多くなります。

その場合、就学後の生活はこれまで獲得した言語能力を使い、如何に社会生活で他者と円滑コミュニケーションを取っていけるかという【ソーシャルスキル】が問われる場でもあります。

例えば集団遊びの中で順番が待てたり、ルールに従える事など(集団スキル)。物を壊したり、他人を傷つけてしまった時に謝る事など(謝罪スキル)などがあります。他にもお願い・要求スキル非難スキルSNSスキルなどがありますが、それぞれのスキルのトレーニング方法については今後、具体的に触れていこうと思います🙇‍♂️

それではソーシャルスキルのトレーニングの事を【SST】と言うのですが、SSTを行う際の大事な知識の一つとして【抽象概念の発達】というものがあります。抽象概念とは目に見えないものであり、絵に描く事や写真・動画で撮ることが出来ず、言葉で説明しないといけない概念の事です。例えば、動物や野菜といったカテゴリーにあたる概念がその一つです。犬やトマトのように概念が具体的になればなる程、目に見え特定されますよね(具象概念)。

抽象概念は平均9歳ぐらいで獲得し始めると考えられていますが、しかし発達障害の子供達は言葉の発達が遅れている為、抽象概念の獲得が遅れる事が多いのです。そして、その事によって友達との関係でトラブルが見られたり、先生の指示が理解できなっかたりするのです

では、そういった場面に私達が出くわした際に思わず、やりがちな言葉掛けが「〜してはいけません😤」という指示だったりしないでしょうか?…少なくとも私は未だに言ってしまう事が…嗚呼、心が痛い〜😂

しかし、その否定的な指示は絵や写真で表す事が難しい抽象概念なのです。ですので、「〜しないことを絵で表すのは難しく、その為廊下を走らない事や友達と喧嘩しない事といった否定的な指示を絵で表す場合、それらをしている行為にをつける絵などが使用されがちです。むしろ、それは「してはいけない事をイメージ化させてしまい逆効果なるのです❗️

大人でも「マスクを買い占めてはいけません❗️」と言われれば言われるほど、買い占める行動が見られたそうです😅 余談ですが、心理学的観点ではそういった人間の行動を【カリギュラ効果】とも言うそうです👀

ですので、望ましい行動へ修正する場合は「していい事を目に見えるモデルとして示していく事が子供にも大人にも重要になるのですね👏✨

 

っと❗️、ここまでが教科書的な内容なのですが…📚 実際は、そう一筋縄には行かないのが現実かな❗️❓というのが私の印象です😣💦

何故なら、発達障害の子供達は家庭的環境も複雑であったり、社会に対する孤独感不安感から自己肯定感が下がりやすく、または自分自身を理解してもらえない苛立ちだってあります😢 そういった心的要因もある中で一方的にしていい事だけを伝えても素直に受け止めて貰えない時も多いです。                                                       ですので、私はSSTの様なある種のテクニックも大事ですが、それよりももっと大切なのは💏 子供達との信頼関係🤝だと思っています。

子供達にとって(大人もそうですが…)信頼できない人の意見って、結局受け入れて貰えなかったり😭 、また逆に信頼出来る人の意見であれば、理解しようと努力してくれたりしますよね😊 。そういった信頼できる人達と一緒に行えた成功体験の積み重ねから、いずれどんな場面でも一人で踏み出せる勇気になっていくのではないのかな❓と思っています🤔

ですので、その信頼関係を築く為にこれからも、まず『私達から』子供達を理解しようとする姿勢を忘れず(=子供達の内なる気持ちに気付く事)、そして一方的に教えるのではなく自発的に気付く様な導き方を心がけたいと思います💪

※来週はモンテッソーリ教育から、幼児期の【イヤイヤ期】について書いていこうと思います。

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🌱今週のST勉強室✏️ vol.1言葉を促すコツ…目指すは実写版✨アンパンマン✨❗️❓

2021-08-21

こんにちは。ことのは1号館、言語聴覚士の原田です🙇‍♂️ 本日より始まりました、🌱ST勉強室✏️ これから私自身の勉強も兼ねて、またこのブログを読んで頂ける方にも、成るべく有益な情報が発信できる様な記事を目指し、毎週土曜に更新していこうと思います🤗 まだまだSTとして未熟者ですが、温かく見守って頂けたらと思います😂 

私は療育の中で言葉の発達を主に携わっているのですが、最近改めて感じた事がありました😆

それは言葉の発達において大切な事柄の1つに【三項関係の芽生えというものがあります👆

三項関係とは、例えばぬいぐるみで遊んでいる子供が居て、それを見ている人が居るとします。そのぬいぐるみ()と子供(自身)と子供を見ている人(他者)の3つの関係を三項関係と言います!

ではなぜ、その三項関係の芽生えが言葉の発達において大切なのでしょうか?

それは三項関係が成り立っている際、子供の行動に現れる【視線追従】や【社会的参照】といった認知の発達にあります。

視線追従とは、例えばまだ言葉を理解できていない幼児がハサミに興味を示し、そのハサミの刃に触れようとしたとします。すると周りの大人は「危ないよ😵!」と言って、ハサミに対し目線を向けながら表情でも伝えますよね

その際に大人の視線を追って子供自身がハサミに視線を向ける事を視線追従と言います。また、次に大人の表情を見て大人の視線にあるハサミが「危ないんだ!」と理解する事を社会的参照と言います。

この様な認知の発達が社会性の発達にも繋がり、言葉を他者から取り込む力となっていくのです。この三項関係の芽生えが出現する生後9ヶ月以後の発達段階を【9ヶ月革命】や【9ヵ月の奇跡】と言い、社会性が伸びる大切な指標となります❗️

9ヶ月革命や9ヶ月の奇跡については他にもあるのですが、それは今後詳しく触れていこうと思います👆✨

しかし、自閉症傾向にある子供は人よりも物に興味がいきやすいという特性から他者に気づけず、自身の二項関係で終わってしまう事が多々あるのです。そういった行動が社会性の乏しさや言葉の獲得が遅れる要因の1つになっています。

自閉症傾向の子供をお持ちの保護者から「うちの子はアニメなどのセリはすぐに覚えられるんですけど。。😢 」という悩みをよく受けますが、それは上記の特性から物から言葉を覚えやすく、対人への実用的な言葉他者から学びにくいからかもしれません。

言葉は人との関わりの中で獲得していく性質が強いのですね👀

ですので、私たち療育者は日々の療育の中で他者に如何に気付いてもらうかその中でどう言葉を支援していくかという所を大事にしています。そこでそのコツとなるのが、なるべくその子供達が遊んでいる世界に入っていき、「おっ、この人何か面白い事したぞ❗️」、「うんこの人が居たら役にたったぞ❗️」などと、ワクワク、ドキドキ🎶 思ってもらえる様な関わり方をする事です🙌

そうする事で、物より他者への関心が広がっていく切っ掛けになっていきます。

言葉を促す為に良く「言葉のシャワー浴びせて!」という事が言われますが、子供達の興味がそこに向いていない状況で闇雲に言葉でシャワーを浴びせても、言葉は頭の中に蓄積されにくいものだと思います😣

長くなってしまいましたが、言葉の発達を促す立場として、子供達にとって「おっ、この人何か面白い事したぞ❗️」、「うんこの人が居たら役に立ったぞ❗️」と子供達ををワクワク、ドキドキ🎶させてあげれるような存在…そう❗️❗️実写版✨アンパンマン✨を目指して(笑)、日々の療育に精進していきたいと思います💪

はい❗️❗️お後が宜しいようでっ😂

ではでは、また来週に続きます🙇‍♂️バイバイキーン🎶👋

(って、バイキンマンになってしまいました〜💦 )

※次回は就学後の児童にてついて、ST的な観点も含めて感じた【信頼関係の大切さ】について書いてみようと思います🙇‍♂️

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