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🌱今週のST勉強室✏️ vol.5 大人も子供も【真似ぶ🪞=学ぶ📚】姿勢から始まる❗️❓

2021-09-18

こんにちわ。ことのは1号館、言語聴覚士の原田です🙇‍♂️

本日は以前の記事で書いた、9ヶ月革命について掘り下げて書いていこうと思います。生後9ヶ月以降の発達が認知、社会、言語において著しく伸びる時期になり、三項関係の話などの話はしましたが、他にも【ショーイング(物を探して関わってくれる人に見せてくれる)】、【クレーン(要求をする時に大人の手を引っ張り目的を達成しようとする行動)】、【指差し】の理解と表出があります❗️

この時期は子供自身が試行錯誤をしなが新しい発見をしたり、柔軟な変化が伴う繰り返し行動が増えたりと自分と他者が区別ができる認識コミュニケーションの発達が目まぐるしいです!怒られる事が分かったり、自分お名前を分かったりと言葉の理解もこの時期からですね🤗

そこで、上記に書いた指差しが言葉の発達において大切な指標として使われる事がありますが、指差しと言葉の関係に「どうして?」と疑問を抱く方は多いのではないでしょうか🤔?

それは指差しと言葉は【象徴機能】と言われるもので、同じ仲間なのです!例えば、リンゴを見た時に「りんご!」と言葉で伝える事と言葉は使わず指差しだけで伝える事はどっちもリンゴという意味を象徴していますよね!

その中で言葉は目に見えないものなので最もレベルの高い象徴機能にあたります❗️そういった理由で、指差しが大切な指標になる事があるのです👆

そんな指差し1つをとっても、5つの種類があるので紹介したいと思います👀

①指向の指差し(9・10ヶ月〜)

赤ちゃんを抱っこして「○○だよー」と声をかけると、大人が視線を向ける物に自分も目を向け、一緒に見ることがあります。これは、相手が興味を持っている方向を察して、その方向には何かがあると推測する力が身についたことのサインです。これができるようになると、もう少しで指差しが出るようになります。

 ②自発の指差し(11ヶ月〜)

自分の興味関心のあるものを見つけたときに指をさすことを、「自発の指差し」といいます。それまでは「相手と自分」という2つの関係だけで満足していた子どもが、周囲の環境や物に対して関心をもつようになると、この指差しが出るようになります。

③ 要求の指差し(1歳〜)

自身の欲しいものに対して「あー」などと声を出しながら、しきりに指をさすことを、「要求の指差し」といいます。

④ 叙述の指差し(1歳〜1歳6ヶ月)

子どもが自身の興味のある物を見つけたときや心を動かされたときに、指差しを使って、「僕の好きなものがあるよ!見て!」と大人に教えることを、「叙述の指差し」といいます。このとき子どもは、「あー」「うー」などと声を出したり、大人のほうを見たりしてアピールをします。

⑤応答の指差し(1歳6ヶ月〜)

「○○はどれ?」と聞かれたときに、その答えを指すことを、「応答の指差し」といいます。これができる頃には、「~持ってきて」などの言葉による簡単な指示を理解して行動できるようになります。

最後に、これまで9ヶ月革命について三項関係や視線追従、指差しなどといった事を取り上げてきました。その中で子供の発達において他者と関わる事共有する事の大切さを述べてきましたが、人と関わる事が苦手なお子さんも、順調に力をつけてきたお子さんも、「人に何かを伝えたい❗️」と思う気持ちを育てる為には、一緒に遊び楽しい🎶を共有することが大切です✨

例えば、自分のお子さんがミニカーを並べてるいるだけの様子を見て、何が面白いのか分からず関わり方に困った経験はないでしょうか?そういう時はまず、大人は同じことをしてみて下さい!楽しさそのものを分からなくてもお子さんは同じ事をしている事に気づきます。そして、ミニカーを渡しながら「はい!どうぞ。」と言い、一緒に眺めて「すごいね。」と言う。そうやって大人が積極に関わる事で、最初は一方的だとしても(何か一人芝居の様な残念な気持ちになる事もあると思いますが😂)、そこからコミュニケーションが生まれ、共有する事が芽生えていきます✨🙌✨
私自身も子供達と関わる中で、まだまだ一方的なコミュニケーションになる事もありますが💦 、心を折らず(笑)、まず子供達と同じ目線にたつ事を大事にし(困ったら子供を真似るとこから👆)、積極的に関わって行きたいと思います🤗🎶
※次回はvol.2で取り上げたSSTについて具体的なトレーニング方法について書いていこうと思います。

 

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🌱今週のST勉強室✏️vol.4 【感覚統合理論】で『遊び🧸』を最大の『学び📚』場へ❗️❗️

2021-09-11

こんにちは。ことのは1号館、言語聴覚士の原田です🙇‍♂️

本日は子供達の遊びの中で、良く取り入れられる【感覚統合理論】について書いて行こうと思います🙌

感覚統合理論とは【視覚】・【前庭覚】・【固有感覚】・【触覚】・【聴覚】5つの感覚が子供達にとって【発達の土台になっているという考え方です。しかし、発達障害の子供達はその感覚の入力が過敏や鈍麻な事が多く、その為にその土台が崩れやすくなっているのです。土台が崩れやすいという事は、その土台の上にある、より高度な学習(姿勢、ボディーイメージ、言語機能など)が上手く積み上がらない事も意味しています。ですので、まず土台が凸凹になっている状態であれば、そこから平らにしましょう❗️という考え方が感覚統合理論のアプローチになります👆

そこで感覚統合理論のアプローチでは、子供達の行動から特性を理解し(前庭覚が鈍麻?過敏?、触覚が鈍麻?過敏?など)、その子供に合った遊びを選択してあげる事で満足感達成感などを引き出す事を大事にしています❗️特に幼児期は満足感や達成感、「楽しい🎶」と思う気持ちは学習効果を引き出す上で必要不可欠なのです❗️❗️

感覚統合理論の3つの原則として☆感覚は脳の大事な栄養 感覚入力には交通整理が必要 感覚統合によって起こる適応反応(楽しい、達成感など)を引き出すという事が大切な考えになっています🔎✨

幼児期にとって「楽しい🎶」が得られる遊びは最大の学びの場なのかもしれないですね👀

アメリカでは遊びのプロ=保育士とその遊びを分析するプロ=作業療法士(OT)が保育園に在籍しているのは当たり前だそうです😵 日本も早く、そうなると良いな〜🤗✨

では、そのそれぞれの感覚について説明をしていきたいのですが、前庭覚と固有感覚はあまり聞き覚えのない感覚になると思いますので、少し説明しようと思います📚👆

前庭覚とは耳の中にある前庭という器官で感じる傾き重力回転などの感覚の事です。固有感覚とは筋肉関節で感じる感覚で、例えば目をつぶっても肘がどのぐらい曲げているかが分かるのはその感覚のおかげです。余談ですが、元10種競技の日本チャンピオンの武井壮さんは、その固有感覚をトレーニングで極める事で頭のイメージを正確に体現できる能力を身につけたそうです(笑)😵

では、5つの感覚が過敏や鈍麻の状態にあるとどういった行動として現れるか、下の図で表したいと思います👇

子供の発達を促す為には、上記の事を踏まえてその子供の行動から特性を理解し、その子に合った遊びや環境調整を選ぶ事が大切になってきます。そうする事で感覚統合理論の3原則の一つでもある適応反応を引き出す事ができ、より良い学習効果を上げる事ができるのです🤗

では、実際にそれぞれの特性に合った遊びや環境調整の例を少し紹介したいと思います👆

視覚(視力ではない)過敏→あまり視覚的な刺激が入らない、シンプルなお部屋での学習など。鈍感→色鮮やかな教材などを使用するなど。

聴覚(聴力ではない)過敏→静かなお部屋での学習など。鈍感→絵や文字など視覚的な情報を使い学習をする。スイカ割りの様な聴覚を頼った遊びをする事で聴覚を強化するなど(ここでの聴覚は聴力の事ではないので、難聴に対する聴力強化遊びには該当しません🙇‍♂️💦)

触覚過敏→スライム遊びなど本人が好まない感覚は直接行わない。その場合、スライムにシェイビングクリームやつぶつぶなどを入れて触感を変える事で、ハードルを下げるなど。圧刺激を一緒に入れてあげる事で触覚の感覚が緩和される事もあるので、お風呂で柔らかい垢擦りタオルで優しく擦ってあげるなどもアプローチとしてあります。鈍感→泥んこ遊びやボディーぺインティング、カラーボールプールなど。

固有感覚(過敏は殆どないので鈍感のみ紹介)鈍感→綱引きで思いっきり力を使った後に、お皿の上にボールを乗せて落とさない様に歩く遊びなど。力の100%を知って、その後に力の調整を知る事が大事❗️

前庭覚過敏→スキンシップを入れ安心感を与えながら、一緒にゆっくりブランコに乗ってあげるなど。鈍感ブランコやトランポリン、滑り台など。

※自閉スペクトラム症の感覚過敏は幼少期から6〜9歳まで増加し、9歳以降で減少する傾向にあるというデータがあります。感覚過敏に対し無理に慣れさせる事は子供自身にとって恐怖にしかならない場合があるので、環境調整(嫌な感覚から回避させあげる事)が主なアプローチかなと思います😆

以上で本日の記事は終わりになりますが、前庭覚が鈍感な子供達は結構多く、毛布などに包んでクルクル回す遊びが大人気なる事が多いです💫 🎶

その度に、ことのは男性職員が汗水💦を流しながら、嘔吐(笑)と戦っている場面はあるあるの光景になっているのでした〜😂チャンチャン🎶

※次回はvol.1で書いた9ヶ月革命や9ヶ月の奇跡について、もう少し掘り下げて書いて行こうと思います。

 

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