こんにちは☀️
今回は、靴紐を結べるようになろ〜!の取り組みについて紹介します☺️
本館のブログでは、以前も作業療法士さんの取り組みで靴紐を紹介しました🍀
しかし!今回は取り組む内容は以前の【靴紐結び】と同じですが、児童のタイプでアプローチの仕方や支援の取り組みが変わってくる事を説明しながらご紹介します🍀
みなさんは、「同時処理」と「継次処理」についてご存知でしょうか???🌟
🍀同時処理🍀
情報の関連性に着目して「全体的に処理していく」こと
🍀継次処理🍀
情報を「順番に一つずつ」時間的な順序によって処理していくこと
情報処理の仕方にも、人によって収集しやすいやり方が違うんです!
以前取り組んだ児童のAさんは、口頭で全体を説明して取り組んでもらっています😊
これは、全体的に把握することで取り組みやすさを感じていたため、【同時処理】を元にした支援のアプローチになっています🌟
今回は【継次処理】の場合、Bさんについてです。
Bさんは、物事を順序立てると取り組みやすいタイプの子の為、以前とは別のアプローチをしています。
今回は、靴紐結びを6工程に分けて取り組んでいます。
ステップ①1つ結び
ステップ②左だけ輪っかを作る
ステップ③左の輪っかに右の日もをひっかける
ステップ④そのままもう一つの輪っかに入れる
ステップ⑤出て来た輪っかと最初の輪っかを引っ張る
ステップ⑥完成✨
靴で直接せず、運動保育士さんが作成した、段階を踏んでることが分かりやすく理解できる靴ひも練習台で行っています✨
これだと、練習する時に、「ここまで出来てるんだ!」と分かりやすく理解出来ますね☺️🌈
では、実際に取り組んでいる様子です♪
Bくんの場合、苦手意識が強いこともあるので、本人のやる気や調子を見ながら声かけをして促しています🤲
🌟アプローチの方法として…
最初は「①の1つ結びできる〜?」から始まり、「おーすごい!出来るね!次、ここで輪っか作れそう?」と声をかけ、②のステップまでいくと、もう一度「すごい!出来るね〜!」と褒めていきました😊
そして、「今日は①までかな〜?って思ってたけど、Bくんはすぐ②まで出来てるね!めっちゃ早いね!」と伝えながら、その日は練習を終わっています☺️
Bくんの取り組んでみようかな?と思える声かけをしながら、6工程をすぐに最後まで取り組んでもらうのではなく、違う日にも継続して行ってもらえるよう、スモールステップで支援をしています😊
⚠️支援をする上で…
必ず、毎日こなす!ではなく✖️
Bくんのその日の気持ちの状態などを見ながら取り組むが判断し、取り組んで出来た時には、出来た事実を沢山褒めていきます!!そうすることで、これからのBくんのモチベーションにも繋がるようにし、靴紐への苦手意識の強さを減らしていくようにしています○
今回はこのアプローチ方法で靴紐練習を先週から現在3回ほど行っています🥾💖
Bくん、1週間でステップ③まで到達しています!!!
説明した支援を簡単にまとめると…
・本人の情報処理を理解し、1つずつ順序立てた練習にする
・苦手意識が強いを理解して、声かけや取り組むペースを考える
になります🌈
児童のタイプによって、同じ内容でも支援方法が変わっていくんです☺️
以上が、靴紐支援の流れとなります🌈
今回はここまでとさせて頂きます🤲
次回もお楽しみに!✨