作業療法士さんの活動紹介🤲★本館編★

★本館★

今週は、本館での作業療法士さんの取り組みについて紹介します☀️

🍀靴紐を結ぶ事が苦手な児童への取り組み🍀
自分で靴紐を結べるようになる!を目標に、作業療法士さんが1からスモールステップで靴紐を結べるようになる為に支援していきました🤲

⭐まずは、紐の結び方からです。
写真の絵を使いながら説明します🤲

①最初は左側の紐(赤)を右に、右側の紐(黒)を左に移動させて、右の紐が上になる状態でクロスになるように交差させます。

②黒の紐を赤の紐の下に上から通して、赤と黒の紐を左右に引っ張ります。

③赤と黒の紐の結び目の近くに、ウサギの耳のように、それぞれの紐で長めのつぶれたループを片方ずつ作ります🐰

④今度は、赤いループの上に黒いループが上になるように交差させます。

⑤はじめに交差させた部分と、次に交差させた部分にできている隙間に、黒いループを下から上に出るように通し、ループ部分をしっかりつまんで左右に引っ張らせます。

この紐の結び方を教える時の動作のポイントについてです💡
【イメージしやすい形を!☁️】
色や、クロス、ウサギの耳などと形がイメージしやすいように声かけをして動かしていきます🗣️☀️
【紐はきれいに伸ばしておく!】
見やすくする為に、紐はきれいに伸ばしておきます!
そして、ウサギの耳はしっかりとつぶして、くっつけておくことが大切です🍀
→交差させた部分が崩れないように、形を保持できるように補助します。そして、指をひっかけて紐が抜けないように、ループは必ずつまませます。

またひと工夫🙌では、
紐を結ぶのは複雑で難しい動作です💦すぐに最初の①の部分からスタートすると交差したりする段階で😭「難しい〜!嫌だ〜!」と思ってしまう子どももいます💦そんな児童の場合は、完成の手前のステップ④から行い、通して引っ張ったら完成!という所から達成感を得られるようにしていきます☀️だんだん、出来るようになっていくと次は一つ前の動作からと少しずつ前に戻っていきます🤲

以上が、作業療法士さんの支援方法になります🍀


実際に靴紐の結び方を練習しているAさんの様子です☀️
Aさんは2ヶ月程かけて作業療法士さんと靴紐の結び方を練習しました!🍀
出来るようになると、「先生見て〜」と言って自信満々に結んでる所を見せて来て、「何秒で結べた?!」と速さまで自然と意識してレベルアップした取り組みをしていました!😭✨
今では、紐が外れるとすぐに自分で結びなおす事が出来ています☺️✨
【難しかったこと】が【得意!】に変わることは素敵な事ですね😊🍀

今週はここまでとさせていただきます🤲
来週のブログもお楽しみに〜😊